家庭医療とは

患者の性別・年齢・疾患、その他医学的技能の専門性にとらわれず、患者および地域住民の健康問題を幅広く担当する医療分野のことを家庭医療といいます。また、家庭医療に専門的に従事する医師のことを家庭医療専門医(家庭医)と呼びます。

家庭医とは

家庭医とは“何をする医者なの?”“何が専門なの?”おそらく多くの方がそう感じていることと思います。

みなさんには、病気になったり怪我をしたときにすぐに相談に乗ってもらえる「かかりつけの医者」はいますか?おなかが痛い、足が痛い、風邪をひいた、怪我をした、心がつらい、どこに受診したらよいかわからない・・・など、日常的に起こる健康問題になんでも相談できるのが家庭医です。

家庭医が専門とすること

①あらゆる健康問題に対応します

  赤ちゃんから高齢の方まで年齢・性別を問わず、健康に関する心配ごとが起こったときに、気軽に相談に乗ります。

②目の前の患者だけでなく、その方の家族も診ます

  病気は様々な場面で家族に影響を与え、家族もまた病気に影響を与えます。病気と家族の関わりに目を向け、家族への支援も行ないます。

③地域にも目を向けます

  地域のネットワークを通じて医療・福祉・保健との連携を進めます。地域の方々とのつながりを大切にし、まちづくりを行います。

④必要な場合には適切な専門医をご紹介します

  専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、適切な専門医をご紹介します。

⑤継続的に患者さんに関わります

  医師だけでなく、看護師、検査技師、薬剤師、事務など、いろいろな職種が連携しながら継続して患者さんに関わります。

家庭医が有する5つの特徴

○近接性:地理的、経済的、時間的、精神的にかかりやすい

○文脈性:価値観・考え・思い、状況や経過・家族の意思を尊重する

○継続性:ひとりの「人」としてのつながり、病気のない健康なときから関わる

○協調性:他科専門医や地域との連携、地域住民との協力を行なう

○包括性:年齢、性別、疾患にとらわれず予防も含めた診療を行なう