公益社団法人北海道勤労者医療協会
北海道勤医協の病院 北海道勤医協の診療所 老人保健施設・看護学校


■名称 公益社団法人北海道勤労者医療協会

 団体の形態にはさまざまな形があります。私たちは医療事業を中心とした公益的な非営利の事業を団体の目的として、それに賛同する人びとによって作られた集団です。そうした団体の性格を、法律的にも明らかにするため、設立時は「旧民法第34条」に基づく公益法人である「社団」として設立されました。
 2012年4月1日より、公益社団法人として北海道知事から認定を受け登記しています。

■役割 設立趣意書

 わたしたちがみずからに定めた役割は、法人設立にあたって「道庁」に出された設立趣意書に明らかにされています。この文書は1949年に書かれたもので用語などに当時の空気が感じられます。その核心の内容は今日においても、わたしたちの基本的な理念や存在意義を示すものとなっています。

社団法人北海道勤労者医療協会設立趣意書
 医療事業は本来、社会の各人の健康で文化的な生活を各自の職場やその家庭で営むことのできるようにする公益的な性格をもつ組織活動であって、国民大衆の利益と幸福を保健の面で確立しようとするところに最高の目標がおかれている。
 この事業は今までのように病気の治療だけを目的とするものでは決してなく、その予防のために多くの努力を注ぐものである。それは当然医療活動を通じて大衆の傷病の原因であるすべての社会的、経済的条件や環境を徹底的に究明し、是正するところまで発展させねばならない。
 そのために、
(1)大衆の支持のもとに大衆とともに医療活動をおこなう
(2)大衆のための医療制度の確立
(3)医療機関の民主的運営
(4)大衆の参加による健康管理などを積極的におこなう。
 これらの事業を遂行するために今回社団組織による公益医療機関を確立しようとするものである。

事業概要
1.全道各地に「勤労者診療所」の建設 1.軽費診療 1.医療券、健康保険患者の優遇 1.勤労者の保健対策、集団検診、衛生調査の実施 1.講演会および座談会の開催

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