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  北海道民医連新聞                                       2007年 5月

看護師復職支援セミナーに手応え

病院:復職希望が強く伝わる 参加者:自信が持てた

 中央病院(伊古田俊夫院長)は3月に実施した「看護師復職支援セミナー」が大きな反響を呼び、成果を上げたことから、2回目のセミナーを7月にも開催することを決めました。
 全道から看護師支援を受けて7対1看護を維持している中央病院は、潜在看護師を確保し、安定的に7対1看護を維持するため、3月13日から3日間の日程で復職支援セミナーを開催しました。
 保健師、看護師など31人が受講し、7人が中央病院と札幌病院で働くことが決まっています。復職支援のセミナーを病院独自に開催するのは道内では中央病院が初めて。当日はテレビ局やアルバイト情報誌、医療系雑誌などが取材に入りました。
 セミナー受講者は30〜40代を中心に、20代から50代までの幅広い年齢層で、ブランクの期間は「5年〜10年」が9人と最も多く、「21〜30年」「現役」もそれぞれ 3人ずついました。受講の動機はブランクが長く復職に踏み切れなかった。セミナーを受け一歩を踏みだしたい」「退職したばかりだが、新しい看護の動向を知り、自分の知識を再確認したい」など様々。
 セミナー修了後のアンケートでは「全ての講義が寝耳に水の連続で有意義な3 日間でした」「とても親切に接してくださって、職場の雰囲気も良いのかなあと思いました」「初めて出会った仲間と実習するのが不思議と楽しく、ウキウキしている自分にビックリ」「15年も看護職から離れていたことが、今となっては悔やまれます」など、セミナーを肯定的に評価する声が大部分でした。
 中央病院総看護師長の加地尋美さんは「7人の確保につながったことは大きな成果。2回目の募集ビラには中央病院が東区初の緩和ケア病棟を起ち上げることを明記し、多くの参加を促したい」と話します。
 2回目の「支援セミナー」は7月3日、4日、5日の日程で開催します。

※2007年7月の復職支援セミナーも多数のご参加をいただき、好評のうちに終了しています。また、勤医協札幌西区病院でも同様のセミナーが行われ、復職への希望が大変強いことが感じられ、好評をいただきました。

復職しました

 3月に「看護師復職支援セミナー」を受講した保健師さん(41)。今月から中央病院で働いています。
 札幌出身。上川管内の自治体で5年間保健師として働き、札幌に戻って、病棟勤務、訪問看護を経験してから、ケアマネジャーとして働いてきました。「保健師、病棟、訪問看護の経験を生かせる職種がケアマネジャーでした。支援が上手くいった時には達成感があり、仕事に誇りを持っていました」
 しかし介護保険の締め付けが厳しくなり、生き甲斐をもって働き続けることは出来ないと感じて、昨年1月に退職しました。「心あるケアマネはみな苦しんでいると思います」ケアマネヘの愛着、医療現場に戻ることへの不安で揺れていた時に、新聞の折り込みビラでセミナーの開催を知り、ためらいを振り切って参加しました。「手技の基本は変わっていませんでしたが、安全対策が格段に進んでいることに驚きました。大きな組織はすごいなと思いました」
 来年4月から始まる新しい健診制度のもとで、保健指導に当たります。「『新しい健診制度には保健師が必要』と声をかけていただき、うれしかったです。まだ右往左往ですが、早く慣れて、しっかり役割を果たしたいと思います」
 新しい職場で気持ちの良い仲間たちに囲まれ、意欲に燃えています。


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