公益社団法人北海道勤労者医療協会
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青年ディスカッション 生活保護 なぜ?と考えると見えてきた(2)
北海道民医連新聞 2012.08
Aさん 「私も生活保護を受けたら外食できるのかなあ」って思うかも。
Bさん 自分も保護を受けたいと思うけれど、自分が保護の対象になるのか、受給者は外食してもいいのかなど気になりますね。
Cさん うーん。もしその人の立ち場ならば…、「私は働いているのに、ずるい」と、不公平に感じるでしょうね。
Dさん 働く人の給料が低いから不公平に感じるのでしょうね。

では、さらに質問します。その隣人がパチンコ屋に

入るのを見ました。また、酒やタバコを大量に買っているのを見ました。どう感じますか?

Aさん その人に「お金の使い方がおかしいですよ」と指摘したい。
Cさん 少しなら良いけど、スーパーの袋がお酒でいっぱいになっていたら、「もうっ!しっかりして!体とお金のことをよく考えてよ!」って思います。
Dさん 生活をするためのお金だから、ギャンブルには使わないでほしい。
Bさん お寿司屋さんのケースは理解できるけれど、パチンコはやっぱりアウトじゃないですかねえ。うーん…でも、よく考えると、保護を受けていたら趣味をしちゃいけないのかという話になる。だからアウトとは言えないのかな。よくわからないです。

その隣人が70代だった場合はどう思いますか?

Dさん 高齢者なら抱く感情は先ほどと違います。自分と同じぐらいの年齢なら「働けるのでは」と思うけれど、高齢者が仕事に就くのは難しいでしょうから。だからといってお酒をガンガン飲んだりして良いわけでないですけど…。
Aさん たばこやお酒が楽しみなら仕方ないかなと思います。

最低限度の生活って?

 ディスカッションを終えて、参加者が感想を話しました。

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